REPORT of SHIBUYA SLOW STREAM vol.6

Created
2021/12/22

12月のテーマ:「ステージ」

12月18日(土)〜19日(日)の「SHIBUYA SLOW STREAM」。今回は、渋谷のまちを流れる川沿いの広場が、小さなまちのステージになりました。音楽やパフォーマンスがひろがるなかで、こどもたちの遊び場や一風変わったお店も立ち並ぶ。そんな風景が生まれました。
 

多目的打楽器奏者 ハラグチ ヨシフサ

ケニアやオーストラリアの旅からのインピレーションを受けているというハラグチさん。木製スリットドラムを中心に、カリンバ、ディジュリドゥ、カホンなど、様々な楽器を用いた演奏はドレミの楽譜にはおさまりきらない不思議な音色です。来場者の方々にも楽器をお渡ししてみんなでセッションを交えながらのパフォーマンスでした。
 

TheWorthless

よく見るとパーカッションは洗濯板。オーバーオールの姉妹はソックリ双子。絵本の世界から飛び出してきたようなジャグバンド、TheWorthlessさん。4人組にプラスして、今日はオンライン参加で踊るロバさんも画面を通して登場です。絵本やつけひげなどのグッズも合わせて販売するポップアップショップも展開されました。
 

渋谷ビールプロジェクト

渋谷川のほとりでビールづくり!?アーバンファーマーズクラブ代表理事の小倉さん、山梨県北杜市のホップ農家の小林さん、東急株式会社からは丹野の3名がホップ栽培を振り返りながら、現在進行中の渋谷産クラフトビールのプロジェクトをご紹介。ホップは渋谷に向いている?ホップにまつわる不都合な真実?などなど、このチームならではの「ここだけ話」も広がりました。ホップを枕に入れると安眠効果もあるんだとか!これからの活動にも乞うご期待です。
 

國學院大學全學應援團

「フレーフレー!渋谷!」「フレーフレー!みんな!」國學院大學全學應援團さんから、ご来場のみなさんへエールが送られました。リーダー部・ブラスバンド部・チアリーダー部のみなさんが集合される貴重な機会に、多くの拍手が起こりました。
 

かわいいマスコットキャラクターがあそびに来るよ!

お馴染み「東急線キャラクターのるるん」「東急バスのキャラクターノッテちゃん」「東急でんき&ガス キャラクター てるまる」が、会場中を練り歩き。広場でケンケンパする貴重な姿も観られました。SHIBUYA SLOW STREAMでは、のるるんたちがよく遊びにきてくれます。またの機会をお楽しみに!
 

Tiny Selfie

タイニー・セルフィーは、フランス生まれの移動式写真館。家族や恋人、仲間と一緒に想い出の瞬間を写真やアニメーションにして残すことができます。今回は、特別に「勝手に表彰式」と「パラパラ・セルフィー」の2つの企画で登場。お祝い気分の記念写真と楽しいコマ撮りムービーが贈られました。
 

松本康孝

光沢のある紙にシールでデコレーションをして、クリスマスパーティー用の帽子づくりのワークショップ。制作した帽子を被ったまま遊ぶ子どもたちの姿はSHIBUYA SLOW STREAMの景色にスパイスを加えているようでした。「ペーパーアーティストが本気でつくった」というプレゼントにおすすめな紙製アクセサリーも並びました。
 

似顔絵マシーンRicco.&Govo

イラストレーターのRicco.さんとドライフラワーや木工アイテムを製作するGovoさんによる似顔絵マシーン。SHIBUYA SLOW STREAMに登場するたびに、似顔絵を手にして微笑むお客さんたちの姿がたくさんみられます。今回も似顔絵以外にも、ポップアップショップコーナーも。お正月飾りなどの季節のアイテムも同時販売されました。
 

大川硝子工業所

子ども向けドリンキングジャーのkaobinづくりワークショップ。自分で色を塗ったり文字を書き込んだシールを使って、オリジナルのドリンキングジャーを作ります。販売されてる専門学校東京デザイナー学院さんとの産学協同で生まれたデザインビンもウィットに富んだものばかり。
 

うそみたいなコップ

エイプリルフールに葉山でうまれたという、テーブルウェアのリメイクブランド「うそみたいなコップ」。趣のある中古コップに、「!」や「!?」が頭に浮かぶ落書きが焼き付けされています。すべて一点もので味がありつつ、パーティーや日常のテーブルで会話が生まれたり転がったりしそうなデザイン。思わず手にとってしまいます。
 

iriki

「自然のなかのかたちの面白さ、色の不思議さを暮らしの景色においてみたら、毎日がちょっと違ってみえるかもしれない」というirikiさん。イラストレーションと木工ユニットとして活動されています。今回は、クリスマスオーナメント、プッシュトイ などの木製玩具、お部屋がたのしくなるアイテムがたくさん並びました。
 

 

SymbalS

ジュエリーブランド「SymbalS(シンバルズ)」。2人組でデザインからクラフトまでトータルで手掛けているからこそのオリジナルな世界感に惹かれます。手と手が実際に取り合うようになっている技工が凝らされたチョーカーはこのブランドならでは。
 

TORQUE SPICE & HERB, TABLE & COURT

TORQUE SPICE & HERB, TABLE & COURTさんは、渋谷ストリーム4階の店舗から出張出店。「自転車通勤をするワーカーをサポートしたい」という想いをここでも発揮いただき、株式会社東急レクリエーションさんの自社農園で栽培された採れたてのフレッシュ野菜や老舗スパイス専門店「東京スパイスハウス」の特製スパイスが並び、身体の内側から健康になれそうでした。
 

 

東京フルーツ「果物の達人」

高級フルーツをお得に定期宅配してくれる果実の達人さん。フルーツアドバイザーの資格を持つ「達人」が大田市場で厳選&直送してくれるそう。フルーツ洋梨の女王様「ル・レクチエ」、サンふじりんごの注目ブランド「賢治りんご」、まるで樹になるゼリーと呼ばれる柑橘の「紅まどんな」など、美味しい・珍しいフルーツが並びました。
 

木曽商店

木曽檜の木工品や木曽漆器等、信州木曽の特産雑貨を販売。なかでも木曽檜のまな板は、一般的には手に入りにくい「官材」と呼ばれる貴重な木材を使用されているそう。香りが良く殺菌効果も高い檜。まな板以外にも、お箸やカンナ屑も目を引きました。
 

FLOWER RIBBON SHOP

「お花の柄を描いています」「色と形のことばかり考えています」という、まちださんによるFLOWER RIBBON SHOP。抽象絵画と植物画の間を行き来するようなテキスタイルデザインのハンカチが並びます。ポケットにお気入りの色と形を忍ばせておいたら、なんだか広げたくなってワクワクするし、お守り気分もでそうです。
 

hokuri

hokuriさんは、東京・西荻窪に店舗を構えるネイルサロン。今回はデザインもご自身でされているというネイルシールなどを携えての出張出店。「気持ち踊る爪」は、手も目も気持ちも、凛としたり遊び心を感じたりさせてくれます。自分の手って、案外顔よりみる機会が多いかも。
 

medium

未来に美しい地球を残すために「ガラスびん」という選択を。ガラスびんのアラウンドカルチャーを楽しむブランド「medium」。マイボトルやご自宅の保存容器として使い方を楽しめるガラスびんが並びます。蓋も選べるので自分の「マイガラスびん」に。ミルクティーブランドなどとのコラボアイテムも加わって、「ガラスびん」の幅広い使い方が広がります。
 

PARADISE BOOK

PARADISE BOOKSさんは、楽園のような場所に立ち現れては消えていく不思議な移動図書館。 渋谷川沿いでゆったりゆっくり過ごしてもらいたいSHIBUYA SLOW STREAMの常連さんでもあります。今回も、サーカスのような大きなコットンテントのティピが登場。今回は「クリスマス」に関する本も並んで、子どもも大人も読書時間が流れます。
 

渋谷どこでも運動場プロジェクト

まちの中でみんなが気軽に体を動かせる「運動場」をひらく、渋谷区スポーツ部スポーツ振興課のプロジェクト「渋谷どこでも運動場プロジェクト」。ボッチャやスポーツ輪投げ、フラフープなど、思い思いの遊び方をつくることができます。散歩途中のわんちゃんとの嬉しい出会いが起こるのも、まちなかの「運動場」だからこそ。
 

ASOBU PARK

大人も子どもも遊べる、まちなかフェス「ASOBU PARK」。甲府を中心に活動をしながらも、前回に続き、出張ミニ開催です。DJ、ダンス、ダブルダッチなど。今回は音楽をテーマに様々な「音遊び」が広がります。大人も子どもも、お客さんが奏でたDJの曲に乗せて、お客さんがダブルタッチでノッていく。自然と混ざり合うのがまさに「遊び」の魅力だなと思わされます。
 

渋谷川をぐるっと一周、ゴミ拾い

渋谷川は、今ではカルガモなどの生き物も訪れるようになりましたが、まだまだ川へのゴミの投げ入れの問題や季節によっては害虫の発生といった課題もあります。SHIBUYA SLOW STREAMは、イベントを通じてみんなで渋谷川周辺の景色や環境に目を向けて、居心地の良い水辺空間をつくっていきたいと考えています。いつもの清掃活動に加えて、イベント内でも参加型のゴミ拾い活動も進めています。回数を重ねていくほどに、エリアもきれいになる。そんな取り組みになることを願っています。
 

12月の開催をふりかえって

まちの風物詩のような催しを目指しているSHIBUYA SLOW STREAM。前回の9月開催から3ヶ月の間にも様々な議論を経ながら少しずつ開催のあり方を更新中。「渋谷川沿いをゆっくり過ごしてもらいたい」という願いは変わらず、あの手のこの手の試行錯誤は続いています。この地域のこと、出店してくださっている方々のこと、この取り組みのこと。多くの方に知って頂きたいという想いで、館内でのポスター掲示箇所を増やしたり、東急線の車内の中づり広告も掲示されるようにもなったりしています。今後も、情報発信にも力を入れていく予定です。ぜひお見かけの際にはご注目くださいますと嬉しいです。
一方、12月の今回は「渋谷川沿いに小さなステージをつくる」という試みでもありました。地元の國學院大學の應援團のみなさんによる演目やミュージシャンのパフォーマンスに、現在進行系の渋谷産のビールをつくるプロジェクトの報告会。地域の特色が浮かび上がったり、芸術文化との出会いがあったりと、街のなかにステージがあることの意味を考えさせられます。
とはいえ、物理的なステージが必ず必要というわけでもないのがおもしろいところ。熱中したりのめり込んだりする瞬間があれば、どこでもステージになってしまいます。というのも、それをステージたらしめているのは演台ではなくって、やっぱり人。今回は、渋谷川沿いのリバーストリートにハンドベルを設置していました。すると道行く方々が手に取り音を奏でてくれます。川沿いに優しい音色が流れます。そんな普段遣いのようなステージもきっとまちにたくさんあったら素敵ですよね。
それに、ジャグバンドのTheWorthlessさんが、リバーストリート沿いをマーチングバンドのように行進するシーンもありました。こうなってくるとやっぱり会場中がステージに見えてきます。そんなSHIBUYA SLOW STREAM。ゆっくりゆったり過ごしてみるといろんな景色や物語がみつかるはず。次回は、2022年3月19日(土)、20日(日)の開催予定です。ぜひご期待ください。