SHIBUYA SLOW STREAMのうしろ側
いろんな方に足を運んでもらいたい。そして、街の喧騒からほどよく距離があり、少しゆっくりした時間が流れる渋谷川沿いのこのエリアでくつろいでもらいたい。そんな想いのこの取り組みは、敷居を高くしたくはないものの、とはいえ、その想いにある奥行きも感じてもらいたいと同時に考えてしまいます。というわけで、「SHIBUYA SLOW STREAMのうしろ側」と称して、想いを交わすトークをお送りします。
渋谷リバーストリートに河童出現！！！
－SHIBUYA SLOW STREAM（以下、SSS）も今回で15回目ということで、もうスタートしてから3年経ったんですね。
毎回いろんな試行錯誤をしているので、なんだかあっという間です。
－今回からいきなり河童のイラストが登場したりと、随分とイメージも変わってきましたよね。
いやー、SSSのスタッフでもある橋本さんが会場で黒板にさらさらと、猫とか河童を素敵に描くもんですからね。それがそのままフライヤーやWEBにも登場していくという、ボトムアップ型のクリエーションですよね。なんて格好つけて言ってみたりして・・・。まあでも、想いは変わらずですが、そのあり方は理想に向けて模索していくべきだと思うんですよ。
－当日は“ホンモノ”の河童も来てくれるんですよね？
はい。SSSではたまに河童が遊びに来てくれるんですが、今回がその日になります。子どもたちとも遊んでくれたりもするんで、優しいのかなと思いきや、大人にはちょっとしたイタズラを仕掛けて来たりと、妙に気が抜けないんですが、是非多くの人に目撃して欲しいです。あ、記念撮影も基本的には快く応じてくれるはずですよ。
「美味しい正直」って！？
－今回のテーマにある「美味しい正直」ってつまるところ、どういう意味なんですか？
今回も、他ではなかなか出会えないような美味しい逸品が集まるんですよ。あえて大きな流通に乗っけていないものもたくさんあるんで。それで、そこには「良いもの作ったり集めたりすることを、まずは突き詰めたい」という真っ直ぐな正直さがあるんですよね。きっと。それに加えて、SSSの主宰側の正直さも大切にしたいという気持ちもありまして・・・。
－主宰側の正直さ？
官民連携での遊歩道の整備に植樹、清流の復活を目指した水の放流と、2018年の渋谷ストリームの竣工に合わせて、渋谷川沿いは変貌を遂げました。川も以前と比べると、随分と水も澄んでいます。じゃあ、屋外の飲食空間として渋谷リバーストリートが、風光明媚な海や山と比べても遜色ないかというと、そうではありません。
－そりゃそうですよね。都会と海や山を比べてもね・・・。
そうですよね。でも、都会の真ん中だからこそ人の居心地や環境のことを考え抜いていかないといけないと思うんですよね。同時に、この場所ならではの景色があるのも事実なので、都会と自然、その両方の美味しいとこどりができたら最高なんですけどね。
－欲張りですね。
まだまだ伸びしろがあるエリアだと思うんです。だから今回は、「屋外の飲食空間に最適だから開催します！」という気持ちがもちろんゼロではないんですが、むしろ「みんなで意識を渋谷川や周辺のエリアに向けることによって、どうにか少しずつでも、より良い水辺へとつなげていいきたい！」という気持ちです。
－正直ですね。
「Slow」でいることも案外難しいような気もしますが、「正直」であり続けるのも同じように難しいんですよね。
街全体を楽しむ「街呑み」のススメ
－今回のSSSの醍醐味って、どんなものでしょうか？
美味しい逸品が集まるというのは、そうだとして、やっぱり渋谷川のほとりでの「街呑みの喜び」というところではないでしょうか。「呑み」と言っても、アルコールに限らず、ソフトドリンクもありますので、お子さんと一緒に街なかのピクニック気分で楽しんでいただくというのも大歓迎ですし、会場となる渋谷リバーストリートから徒歩圏内に銭湯やサウナもあるので、そことセットでも良いでしょうし。
－SSSのフライヤーを提示すれば、開催中の2日間は渋谷ストリーム内の対象飲食店がお得に利用できる特別優待もあるんですよね？
そうですそうです。渋谷リバーストリートと渋谷ストリームという川沿いでの「はしご酒」も素敵ですよね。それに、SSSのスタッフには動物好きが多いというのもあるんですが、渋谷リバーストリートはペット連れも大歓迎なので、ワンちゃんのお散歩ついでにご来場頂くのも嬉しいです。遊歩道もあって植物もあるので、お散歩コースとしても良いですよ。
